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【装備の信頼感】
我々の登山活動では、週末日帰りまたは1泊程度が主体であり、事前の天気予報により登山計画を見直しその結果山であまり悪天候に遭遇することはない。こうした事前情報による、安全登山、快適な登山はもちろん重要な事であるが、一度荒れると猛威をふるう自然の中で使う山の道具を、十分に使いこなし又多くの山行を共にした信頼ある装備類は、われわれにとって貴重なパートナーであり財産であると思う。それゆえ入山前の調整・点検や下山後の手入れ補修は、当然のことと言える。
しばしば引用しているガストン・レビュファーは以下のように述べている。
『きびしい試練にさらされる可能性がある以上、装備は各山行に先立って完全な状態でなければならない、ごくささいなことでも重要なのだ。靴、ズボン、ヤッケが、ほんの少しでもほころびていてはいけない。ビブラム底が少しでもはがれていてはいけないし、セーター、上着、ストッキングが短すぎているとか、靴紐が切れているようなことでも、きわめて厄介なことになりかねない。自分の用具に信頼が持てるということはひとつの安全策であり、身につけている装備で気分がいいことは喜びの源である。』
靴底がはがれテープで仮止めしながら行動する登山者を見かけるが、あらゆる場面で信頼できる登山装備と一緒のほうが、もっと楽しく快適で安全な山行きが出来ると思う。
ウチの泊まり山行の一式を大公開
初めて山に行く時なんか、めっちゃ悩んだよなぁ
何を持っていくのかネットで情報をあさったもんですわ。
ってなワケでこれから山を始める方のために写真を撮ってみました。
写真にさートイレットペーパー写ってるけど
キッチンペーパーを必要な分だけ持っていくのに、
写真の構成上写しただけで、縦走するとか、テント泊で使いまわすとか、
そういうのにトイレットペーパーのロールを持っていくことがあっても
日帰りや今回のテントぐらいではいらないねー 水に流せるポケットティッシュで十分。
共同装備だったら、ガスコッヘルなんかは省略
ビニール袋はたくさんもってる(色付袋も必須)お花摘み後のティッシュを入れるからねー(#^.^#)
ロールひと巻き…
ふと、、、どんだけウンコするねん!?って
めっちゃ一人で腹かかえて笑ろうてしまうわ。
ぎゃははははははは
持って行く着替え
サングラスとウェット(デオドラント)ティッシュは自由 扇子も自由
財布は小さいのに入れ替えて保険カードと保健証は入れておく
ツエルトがないから銀シートもあったほうがいいね 袋にしたり、敷物にしたり応用が効くからね。
銀シートは急場しのぎなら100均一で売ってる
水は1.2リットルぐらい持っていく(酒と料理用の水は別)
水袋も持って行ったり行かなかったり。
真水300 アクエリアスが900 いつも、パウチ飲料だから300単位ね
水場が途中にいっぱいあるから補給OK
これに、行動食(グラノーラ・豆・飴・チョコ・クラッカー・パンなど)
当然、地図も
着ていく服はこんな感じ。
帰りの温泉セット&着替えも要必須
あとは、自分の身体能力を山行形態にあわせてアップしておくことが大事
【ザックを購入する時】
先回紹介したレビュファは「雪・岩・氷」の中で、ザックについて次のように述べています。
『ザックはとかく大きすぎるものを使う傾向があるが、肝心なことは中身を上手につめることだ。ザックには驚くほどたくさんの物が入るものだ。これは要するに入れ方と慣れの問題である。ザックのかさが小さく背中からはみ出すのが少ないほど、重量は背中と肩の近くにかかるから、たとえ重くても軽い感じがするものだ。』
『便利であるということを口実にして、理想的な型につねに何かしら付け加えようとする傾向がある。完璧ということは、もうなに一つ付け加えるものが無くなった状態をさしているのではなく、もうなに一つ取り除くものがなくなった状態をさしているのだということを、人は忘れがちだ』
現在の専門店に並べられた多くのザックの中から、お気に入りを一つ選び出す事は大変な作業かもしれません。この本は1970年に書かれたものですが、現在のようにザックの形状・機能・サイズ・ブランドなどが豊富にある時ほど、このような考え方があることを思い出してはどうでしょうか。
国土地理院の地図閲覧サービス「ウォッちず」の25000分の1地形図を表示して、印刷できるソフトウェアTrekkingMapEditorのご紹介です。
国土地理院から2万5千分の1地形図に相当する地図を閲覧できる「ウォッちず」というWEBサイトが提供されています。
その地図を印刷すれば、以下のような機能があります。
・マウス操作で拡大・縮小・移動して地形図を閲覧。
・用紙サイズに合わせて印刷。
・スケールの印刷。
・印刷配色の変更。
・磁北線・緯度線・経度線・距離線の印刷。
・ファイルへの出力。
・線や文字、画像ファイルを地図上に描画。
Trekking Map Editorのインストール方法
2010/6/26
1.ソフトウェアを次のサイトからダウンロード
http://softwareoasis.dip.jp/
2.パソコンのOSに合うTrekking Map Editor ver.1.5を選択しダウンロードして保存する
3.ZipファイルをLhacaなどのアーカイブで解凍する。
解凍アーカイブ入手サイト>>
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/archive/archiver/
4.Lhacaのアイコンがデスクトップにできるので、そこにダウンロードしたTrekking Map Editorのzipファイルをドラッグすることで自動解凍します。
5.解凍後はzipファイルは不要です。消去しましょう。
6.解凍後フォルダにできた多数のファイルの中で「Trekking Map Editor.exe」878kbをが実行ファイルです。ショートカットをデスクトップに作れば便利です。
7.プログラム起動時に以下のようなメッセージが表示される場合には、添付の「vcredist_x86.exe」をインストールしてください。
・アプリケーションを正しく初期化できませんでした等々
詳しくはreadmeファイルを参照方
以上
【山用具を購入する時】
フランスのガイド、ガストン・レビュファはその著書「岩・雪・氷」の中で、このように述べています。
『装備と用具をそろえる時には、荒天の際にどのように耐えてくれるかを考え、つねに品質が最良のものを選ばなければならない。また装備と用具は、予定している山行に適応した物でなければならない。』
『装備は、凍りつくような寒い日か、ザアザア降りの日を選んで買いに行ったほうがむしろいい。丈夫で暖かい品物を選ぶことに影響するだろうから、たとえ町での悪い天候が、4,000メートルでの嵐に比べれば問題にならなくても、装備と用具が必ずそなえていなければならない品質が、よく思い浮べられるだろう』
ゆめゆめ在庫一層セールや開店セールのハガキに惑わされて、「安物買いの・・・・・・」にならないように!
【下降器 左:ヒラリカン 右:エイトカン】
懸垂下降(肩がらみ)を教えられ、ゲレンデでよくトレーニングをしました。
当時の山用の服装はウール又はコールテンのニッカスボン(お尻が二重)をはいていました。それでも摩擦熱でお尻が熱くなり、ちょっと油断すると首をやけどするなど要領と慣れが必要でした。
ヒラリカンを購入したとき、これでお尻の熱さや不安定さから開放されると大いに喜び、岩登り用具で器具を使い始めた最初のものです。
その後に使い始めたエイトカンと比べるとザイルの流れは速く、スピードコントロールが
必要です。下降器・確保器・ユマールなど用具は発達し、より安全確実に岩場での行動が可能になりましたが、これらの用具がないと身動きが取れなくなる登山者が増えるのではないかと危惧しています。
上は70歳↑〜下はウチ↓
平均年齢ほぼ還暦11名パーティ
今回の自分のテーマは夏に向けての体力アップがメインで読図練習はオマケ
乙女渓谷キャンプ場より入山
相当な高さまで木の階段があり、キャンプ場として観光整備がされている。
滝が多く点在しマイナスイオンいっぱい
ねじれ滝
二の谷
沢登りに最適
断崖絶壁のような渓谷じゃないけど、水量はまぁまぁ、流れもまぁまぁ、高度差もまぁまぁ、水もキレイで泳げるし
ウチのレベルならアドベンチャーに楽しめそう
しょぼい写真しか撮れんかったけど
・・・・と思ってたら夫婦滝なんか、最高に面白そう
さすがに80メートルは登れんけど
クライマーの意欲をそそる滝
家に帰ってから調べてみたら、この夫婦滝はアイスができるそう
やっぱね
はい、2人欠けてるけど、山岳会のみなさん
平均年齢59歳
ウチは娘みたいなもんですわ。 うひひひ
滝の前で写真撮るのはコワイけど
(小学校の時に出回った心霊写真集が忘れられんし)
夫婦滝を越えるとストックは片付けたほうが無難ですね。
起伏の激しいコースとなります。
先を行くNチャンにはウチは頭があがりません
彼女はスキーで富士山をガツガツ登って、ドーーーーーっと滑ってきます
休憩するたびに再スタートが嫌になる
だって、せっかくしんどさに慣れた心臓と足を再びアップさせるのほうが
体力消耗するような気がするんやけど、実際はどうなんやろ?
やっと兜岩が見えたよ〜
急登はここまで!
Nちゃんに先を越されました↓↓↓
わ〜い
はははh みんな好きだねぇ〜
高原をテクテク登っていくと山頂に避難小屋建設中
山ガールチックに
え?ムリがあるって?!
あい、すみません。
山めしーーーー
マフィンにレトルトのテリヤキとレタス&キュウリ&チーズサンド
チョコレートの溶かしたのをポットに入れて
バナナとナッツとパンでチョコフォンデュ・・・するつもりが
前日呑んでて、睡眠時間3時間
朝に準備できんかった
下りは三の谷ルート
ジグザグに延々と降りるだけ
登山道をムシしてまっすぐ降りるか
隊列をムシして走って降りるか うはははは
思ったより涼しくて汗もかかなくて、水分量を調節したにもかかわらず
お●ッコ(;´ω`)
お花摘みしてもよかったんやけど
登山道を降りてきてジャリ道に入ったから、のこり2キロをジョギング
上下運動でチビることはないし、今日は身体を酷使するつもりで来たんやし・・・と
走りだしたら、つまづいて歌舞伎役者のように、オットットット危なかった
列から離れて一人
フラフラぶらぶら気持ちええーーーっ
途中に加子母名水『秀宝泉』が湧き出てて
水分量を調節してるのに、ガボガボのんじゃった
だって、トイレは目の前ぇぇぇえええええ!あと少し
久々の長距離でええ運動でした 痩せたし
お風呂は
付知峡倉屋温泉おんぽいの湯
http://
ヌメリのあるお湯でお肌ツルツル
基本データ
小秀山 こひでやま(甲信越 / 東海)標高:1982m
入山口:乙女渓谷キャンプ場
歩行距離:全14.0km コース標高差:1112m 歩行時間:7時間30分
実質タイム
乙女渓谷キャンプ場⇒07:00二の谷⇒09:55二の谷分岐⇒11:15山頂11:50⇒14:20三の谷
登り4時間15分(1パーティにて〜休憩含む)
下り2時間30分(2パーティに分割〜3時間)
2010年 5月30日
【シャルレ 10本爪】
プレスアイゼンが出始めた時は耐久力に問題があり、重荷を背負った縦走や
岩と氷のミックスには向かないと聞かされていました。ところがこのアイゼンの
頑丈さは尋常でなく、岩と氷のミックス帯の縦走でも爪は曲がりも折れもせず、
またブルーアイスに思い切り蹴り込みながら登っていたとき、一部露出した岩に
蹴り込んでしまったがアイゼンは無傷で岩の一部欠けてしまった。
登山靴には一本締めベルトで装着、現在のワンタッチ式アイゼンと比べると
着脱には相当な練習が必要で、下宿の畳の上にダンボールなどを敷き、毛の手袋をはめて
その上でアイゼンの着脱練習をしていました。
【シャルレ モンブランガイド】
かってピッケルは登山者にとって登山用具以上の存在でした。
戦前からのスイス製のピッケルに対して、フランス製のこのピッケルには
カラビナ用の穴があり、シェルンドを乗り越えるための梯子となるよう
ブレードに穴、かなり機能を考えたデザインと思います。
(もっともカラビナ用の穴以外は一度も使ったことはありません)
確保用にハンマーで打ち込んだことや、ダイナミックビレーではアイゼンで
踏みつけたことなど、ずいぶんとハードな使い方をしていました。
今もピッケルに残る傷跡を眺めていると、当時のことを思い出します。
シャフトは木製の為、入山前にはアマニ油を塗り下山後はペーパーで
ささくれを磨くなど、暇さえあればピカピカに磨いていました。